YOSHIDA のブログ

心身を養生する。

アイスクライミングのメモ

2020/12/20 

八ヶ岳南沢大滝

1回目からY田リードする。50mシングルロープとスクリュー7本でなんとなくとりつき、手頃な位置に空いていた横穴に入り込む。ピッチを区切り2ピッチ目もリード。氷柱をトラバース。ゆるい氷、パシッと氷柱が剥がれそうな音がする。ランナーも、フォローW田も同じ氷柱にスクリューを打っているため墜落することは許容できないと感じる。意を決し登る。ノーテンションで抜けた.

 

以後トップロープをかけて動きの練習。

 

以下は練習の際の話題のまとめ

 

・正体のムーブ
 緩い傾斜、垂壁未満などに向いてる
 力みなく、長時間やれる

 直上できる
 やや斜めにもいける
 古典的な三点支持で動く

 アルパインルートに向く

・トラバース
 アックスを持ち替えると
 横移動できる

・スクリューを入れる
 まずは手早く確実に1点取れるようになること。
 安定、かつ楽な作業姿勢を作り、腰の位置で挿入する。
 スクリューは身体を壁に寄せる力で押し付ける。
 
・リードするときのプロテクション
 基本は岩登りのNPと同じ.
 ランナー支点をとる時はグランドフォールしない間隔で1点。
 ビレイ支点を取るときは2〜3点。
 ダブルロープであればスクリューに左右のロープをクローブヒッチすればセルフビレイ完了としてOK
 必要に応じて補強を考慮する。

・特有の注意点
 氷にスクリューでビレイ支点を取る場合は長いアンカーを織り交ぜる。
疎な氷、柔らかい氷、脆い氷では機能しないこともある.     
 氷は溶ける場合がある。長時間放置するときは、灌木、岩、Vスレッドなどを支点とする
 
 
・アックスの振り方
アックス
動かす関節(手首・肘・肩など)
氷の狙うポイント
ヒット時に引き込む方向も 
は同一平面上となる軌道を描く

どれかがズレてないか、チェックする。

縦に振る時も
斜めに振る時も同様。

横に振る時も
手をクロスして振る時も同様。


・ピックのキメ方
 穴に引っ掛ける
 数回に分けてほじくる
 一発で決める

コンディションと道具によって決まり具合は変わるので、
打ち込むところの氷質、形状をよく観察する。

手も足も同様。

 

次回は、、
・対角のムーブ 
・ステミング
・レイバック
・Vスレッド
・アックステンション
など